自動車保険の前の事故現場での対応

自動車保険に入っていれば、事故が仮に起きた場合でも金銭的な問題はある程度フォローしてもらえるでしょう。

しかし事故を起こした時に、現場でどう対処するかも大事なことです。

事故を起こすと当事者の多くは気が動転してしまいます。

さらに事故を起こした当事者も怪我をしてしまった場合には、本人が警察や消防署に通報できないことが多いです。

大きな事故が起こった場合は、まず現場付近に居合わせた第三者に頼んで、怪我人の救護を一番に最優先すべきです。

救急車が必要ならすぐに１１９番通報をしてもらいましょう。

人身事故の場合はすぐに消防署から警察にも連絡が入るようになっているので、やはり１１９番通報が優先です。

次に、二次的な事故の防止が必要になります。

事故が起こっている現場に、それを知らない車が走行してきて二次的な事故が起こるケースはよくあります。

そうなると大事故になる可能性があるので、それを避けるために事故が起こっていることを走行してくる車に伝える必要があります。

非常停止板を設置したり、発煙筒を置くなどの方法が有効でしょう。

その他、交通事故が自動車保険の支払いの問題だけで済まず後でトラブルとなり、裁判にまでなることもあります。

これは事故の事実関係の是非が問題になることがほとんどです。

そうならないように余裕があれば事故状況や事故車の損傷の程度を現場で写真に撮っておくのもひとつの方法です。

いつも車に使い捨てカメラなどを入れておくといいでしょう。